10年ほど前、僕が就職したばかりの頃は、まだ派遣社員ってあまり一般的な感じじゃなかった。
「あ、あの人派遣なんだ」ってちょっと違和感もって見てたりしてたかな。
中途採用の社員もそうだった。
それがここ10年の間にかなり様変わりしちゃった。
僕が最初に派遣社員を見たときに感じた違和感は、「会社の都合で雇ったり切ったり出来る」 という会社に都合の良い社員ってところ。
「そんなんありなの?!」 って人のことながらモヤモヤした感じで彼らのことを見てたように思う。
あの頃は、ちょうどバブルが弾けてすぐの頃だったから、大手の企業はどんどん導入してたのかな。低賃金・低コストで簡単に雇える人たちだったから、というのが主な理由だったと思う。
そして、ここに来ての世界的な不況。
この10年来で最悪の状況になってるみたいだけど、そういう状況なので、派遣を多く雇っているもう一つの理由、会社の経営が苦しくなったときに簡単にカットできるコスト = 派遣社員を、ここぞとばかりにカットして(切って)きたね。
いろいろと見方はあると思うけど、企業の側にしてみれば、
こういう「いざというとき」のために派遣社員の比率を増やしてきたわけだし、
今がその待ったなしの「いざというとき」なんだから、派遣社員をバンバン切っちゃうのは、会社を存続させるためには合理的な判断だと思う。
もうちょっと言えば、今の企業に社会的な貢献とかを期待する方が間違ってるよね。期待しても仕方がない。
全てが「自己責任」という名の下で処理されるような世の中を作ってきたのは無責任な政治家たちで、
それを選ぶか黙認してきたのは、他でもない僕ら日本の国民なんだから、責任は僕らにもあるはず。
僕の今の実感としては、「あぁ。来るときが来てしまったか...」という感じ。
不況になればこういう状況になるのは分かっていたことで、それを「酷い」とか言ってる人たちの方が、考えが甘い・足りないということになると思う。
マスコミの扱い方もなんかもね。お前らがそういう方向に日本を持っていったんじゃないのか、っていいたくなっちゃう。
「好きで派遣やってる人たちだから仕方ない」とか言ってるバカもいたけど(明らかにマスコミに洗脳されてる類の人間としか思えない)、
好きでその道を選んでるのは一部の人間だけで、大多数の人たち、特に若い大卒で多いと思うけど、「正社員」という「パイ」の奪い合いから脱落してしまった人たちが仕方なく「派遣社員」という道を選んでるわけで。
それも今の競争社会の枠組みの中では仕方がない、というのであれば、そんなことを正論として言っちゃえる今の世の中の方が間違ってるとしか思えない。
会社をそういう状況にしていった人たちが責任取らずに、「これは世界経済の悪化が原因」というもっともらしい大義名分のもとで、下の人間が煽りを受けるのはおかしいでしょ。
まずは企業のTopクラスの人間が責任取るべきじゃないのかな。
昨日、例の元・自衛官 田母神さんの懸賞論文を読んでみたけど、そこまでおかしなことを書かれているような気が僕はしなかった。
むしろ、彼が言っているように、日本人が日本という国の未来のことを考えていないような現状を改めなければ、と思わせるような文章だった。
論理の飛躍している部分もあると思うし、僕自身が詳細に検証して確認していないような(確認できないような)事柄も書かれているので、盲目的に信じることはしないけど、
でも、日本という国のことを憂いているんだなぁ、という思いは伝わってきた。
前にも書いたけど、日本って、戦争に負けて、完全にアメリカの植民地化してるんだよね。
形の上では独立国家ってことになってるけど、なんだかんだ言っても所詮アメリカの属国なんだよね。
そして中身も中途半端にアメリカ化してきていて、昔から持っていたと思われる日本人の気質・性質・人情なんかがどんどん壊れていってるように思う。
もう手遅れなのか知れないけど、だけど、やっぱ一度、この国を徹底的に洗濯してあげないとダメなんだよね。
手遅れなんだったら、いっそのこと徹底的にぶっ壊した方がいいのかも知れない。
政権を今の民主党に渡しても、本当に変われるのかは疑問だけど、それでも、今までとは違うことを試行錯誤していかないと、日本という国自体がなくなっちゃうんじゃないかという気がして仕方がない。
どうすれば、この国を変えることができるんだろうね...
(--;)
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